お気に入りのカットソーが細かい毛玉だらけになって、なんだかみずぼらしい・・・。
そこで、以前から持ってた乾電池式の毛玉取り器を使ったけどなんかイマイチ。
セーターなんかはソコソコきれいになるけど、Tシャツとかの布素材は苦手っぽい。
やっぱ、もっといいやつ欲しいな〜。
ってことで、口コミでの評判もよく、以前から気になってたテスコムの毛玉クリーナーを買ってみました!
今回はテスコムの毛玉取り器KD901の詳細と、カットソー、靴下、セーター、タイツ、布マスクの毛玉を取ってみた様子をご紹介いたします。
最後に以前使ってた乾電池式の毛玉取り機との簡単な比較もしてみました。
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テスコム毛玉クリーナー毛だまトレタ
今回購入した毛玉取り器はこちら!
tescom 毛玉クリーナーKD901。
「毛だまトレタPRO」っていうかわいい商品名がついてます。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/waku4.png)
以前からテスコムの毛玉取り器の口コミ評判がいいのは知ってたので、新しく買うならテスコムにしようと思ってたんですよね。
で、テスコムの毛玉クリーナーの中でも最上位機種であるKD901を選んだ理由はこの2点!
- 充電池付きで電源コードありでもなしでも使える
- 洋服を着たままでも使えるデリケートガードが付いてる
今までのは乾電池式だったからパワフルな電源コード付きを使ってみたかったんです。
しかも充電タイプでコードレスでも使えるのもうれしい。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/waku4.png)
では、トレタ君の詳しい仕様は後回しにして、その実力からご覧ください。
毛玉クリーナーkd901使ってみました
テスコムクリーナーの性能がどんなものか、いろんな素材で試してみましたのでごらんくださいませ。
カットソー
まずは、細かい毛玉だらけでビンボー臭くなってしまったカットソーから。
Tシャツやトレーナー、カットソーなど、毛足のないものはアタッチメント無しでいきます。
布地に軽くトレタくんをあて、なでるようにゆっくり動かして・・・。
左がトレタ使用前、右が使用後。
違いは明らか。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/waku4.png)
軽くやっただけでここまできれいになった〜うれし〜
このスピードと性能なら、冬物を片付ける前に一気に毛玉取りをやっても楽チン。
仕舞う前の一手間で来シーズンすぐ着られます。
靴下
次はよくある毛玉で埋め尽くされた靴下。
上が使用前、下が使用後。
よく見ると若干モロモロしてるとこがありますが、これだけきれいになれば充分。
完璧に毛玉を取りきるならもっと時間をかけて丁寧にすればよさそう。
ニットレッグウォーマー
ニット系で毛玉いっぱいのものがレッグウォーマーしかなかったので、これでいきます。
なかなかの毛玉。
KD901には生地の毛足の長さによって5段階に調整できるアタッチメントが付いてます。
短毛ニットだからアタッチメントの風合いガード1くらいでいいかな。
左が使用前、右が使用後。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/waku2.png)
ニットセーター
次は、柔らかいふわふわセーターで、毛玉にはなってないけどケバケバというかモヤモヤしてるというか。
毛足はさほど長くはないけど、ふわふわ感を残すため風合いガードは最大の2.5にしてみました。
ちょっとわかりにくいけど、余分なモヤモヤがスッキリした感じ。
なので、毛足の長いふわっふわのセーターなどは必要な毛までカットしてしまってフワフワ感が損なわれる恐れもあります。
ふわふわを保ったまま毛玉を取るなら後述の毛玉取りブラシがおすすめです。
こちらの比較記事も参考にご覧ください。
⇒ 毛玉取りは電動毛玉クリーナーと毛玉取りブラシどっちがいい?比較と長所・短所
続いてもニットセーター。
グレー杢だったのがなぜか白糸だけが出てきてカビが生えたみたいになったやつ。
これは風合いガード1で時間をかけてじっくりやってみたんですが・・・。
多少マシにはなりましたが、残念ながらイマイチ。
これは、ブラシタイプの毛玉取りできれいになりました。
▼関連記事▼
⇒ 愛用中の毛玉取りブラシ・浅草アートブラシの得意技は?
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タイツの毛玉は履いたままでスッキリ
テスコムの毛玉クリーナーの中でKD901を選んだのは、着たまま使えるデリケートガードが付いてたからっていうのも大きな理由。
タイツ(履いたまま)
タイツって、はいてから「あっ毛玉がっ」ってなることないですか?
私はよくあります。
こんな感じですね。
なんか白いのがポツポツと。
脱ぐのがめんどくさいとか時間がない時は、アタッチメントのデリケートガードの出番です。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/raku1.png)
ヒザのまわりは凹凸があってややカット面があてにくいですが、ほぼめだたない程度にはなりました〜。
コードレスとデリケートガードで、お出かけ前に着たままサクッとできるのはいいですね。
布マスク
布マスクも持ってて当たり前なご時世になってしまいましたが、洗濯を繰り返すうちに毛玉でみすぼらしく・・・。
だけど、立体構造になってて置くと平らになりにくいのと、面積が小さいのとで毛玉取りしにくいんですよね。
そこで、デリケートガード。
手に持って指を台がわりにしつつ、じょりじょり〜っとすると、
きれいになりました。
これでもうしばらく使えそう。
Tescom KD901仕様
では、Tescom毛玉取り器KD901の使用や部品をじっくり見ていきましょう〜。
本体に電源コード、アタッチメント3種、掃除用ブラシが付属。
本体は大きめですが、ハンドル付きで持ちやすいです。
充電池が入ってる重さも感じない、っていうか思ってたより軽い。
電源スイッチもハンドルを握ってちょうどいい位置。
オンオフの動きも軽いですね。
ハンドルのおしり部分に電源アダプターのソケット。
充電・交流両用なので、電源コードをつないでパワフルにもコードレスで手軽にも使えるのが便利。
ちなみに、電圧は100-240Vなので、海外でも使えます。
(ただし、プラグの形には要注意)
充電中は赤いランプが点滅。
満充電は約8時間なんですが・・・
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/waku3.png)
外刃は直径52mmと大きめでサクサクカットできそうです。
ダストボックスは大きめですが、慣れないうちはちょっと外しにくく感じました。
あと、濃いめのグレーなので毛くずのたまり具合が見えにくいけど、他メーカーの毛玉取り器もほとんどそんな感じなのでこれが普通なのかな?
地味に良かったのは、ダストボックスが静電気防止材配合なこと。
捨てるときにダストボックスの中にも外にも細かい毛くずがくっつきにくい!
刃の部分のお手入れも簡単。
ちなみに、刃は日本製。
替刃は付いてないけど長持ちするはず・・・と思っておきます。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/raku1.png)
KD901アタッチメント
KD901を買う決め手にもなった3種類のアタッチメント。
左から、5段階風合いガード、デリケートガード、ブラシヘッドアタッチメント。
5段階風合いガードは、セーターの毛足の長さによって刃の当たる高さを変えられるもの。
本体にセットしたら、手前のパーツを回して印を奥のパーツの数値に合わせて調整。
ふわふわのモヘアセーターなら2.5、普通のセーターなら1.0って感じで。
微妙な差なんですが、2.5で枠と外刃の間に隙間ができてますよね。
これで毛足の長さを調整するしくみ。
デリケートガードは、薄手の生地やタイツ用。
着たまま使えるのがうれしい。
ブラシヘッドアタッチメントは、カーペットやソファの寝たり固まった毛玉を立ち上げてカットする用。
ですが、わが家では今のところ毛玉のできたカーペットがないのでおあずけです。
KD901のデメリット
かなり満足度が高かったテスコムのトレタKD901ですが、少々気になる点もあるので上げておきます。
- 動作音が大きい
- ダストボックスがやや外しにくい
- ダストボックスがグレーなので毛くずのたまり具合が見えにくい
- 充電が終わってもランプが消えないのでわかりにくい
デメリット中でも、音の大きさは気になる方もいるかもしれません。
寝ている家族の横で使うと怒られそうなレベル。
例えるなら、シェーバーって感じでしょうか。
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/raku1.png)
![](https://wakurakulab.com/wp-content/uploads/2020/06/waku1.png)
ちょい高め・軽めの回転音、でわかるかな?
毛玉とりの注意点
いろんなものの毛玉がなくなってすっきり楽しい毛玉クリーナーですが、使い方によっては衣類をダメにしてしまうこともあります。
これはテスコムに限ったことではなく、カッタータイプの毛玉クリーナー全般に言えることですが。
バイアスなどの段差やシワがよった状態で毛玉クリーナーをかけると、生地が巻き込まれて破れてしまうことがあります。
また、縫い糸が浮いてたりするとカットされてしまうこともあります。
滅多にないことではありますが、お気に入りの服に使用する際は十分にご注意くださいね。
収納は100均ケースにピッタリ
収納は、100均のMUJIそっくりさんなケースにピッタリでした。
毛玉取りブラシも収まって毛玉お手入れグッズがまとまってスッキリ。
このケースはダイソー、セリア、キャンドゥなど大抵の100均で取り扱いがあるのでおすすめ。
乾電池式と比較
参考までに、以前から持っていた乾電池式の毛玉クリーナーと簡単に比較してみます。
持ってたのはイズミの「とるとる」ですが、10年以上前の乾電池式の代表としてみていただければと思います。
現在のイズミの「毛玉とるとる」はかなり性能アップしてるっぽいので、誤解のないように!
最近の毛玉クリーナーは、大型の外刃が主流なんでしょうか。
昔のものと比べると一回り大きく、広い面積をスピーディにカットできるようになってます。
お気に入りだけど薄汚れた毛玉だらけでゴミ箱寸前だったTシャツに挑戦。
古い乾電池式毛玉クリーナー VS テスコムKD901!
乾電池式でもそこそこ取れてはいますが、着古した感はぬぐえない印象。
そのあと、テスコムKD901をかけてみると、まだ外に着ていけるねってレベルにまで回復しました。
一昔前と比べると、パワーと性能が格段にアップしてるんですね〜。
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テスコム毛玉クリーナーkd901まとめ
毛玉クリーナーといえば「セーターの毛玉を取るもの」というイメージですが、布地のTシャツやカットソーも結構毛玉できるんですよね。
そして、毛玉のできたセーターもTシャツもみすぼらしくだらしなく見えてしまうのは同じこと。
テスコムKD901は、毛玉取り器の中ではやや高価な部類ではありますが、アタッチメントや毛足の段階切り替えなど、多種多様な生地に対応できるので買って非常に満足できる商品でした。
私が一番なんとかしたかった薄手のTシャツやカットソーも得意っていうのがとってもうれしい!
電気コードでパワフルに、充電で手軽にコードレスと、その時に合わせて使えるのも便利です。
若干音が大きいという欠点はありますが、真夜中以外なら気にならないレベルです。
唯一困っているのは、捨てようかと思っていた服が蘇ったのでクローゼットぱんぱん問題がしばらく続きそうってことですかね〜。
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