スリムで場所をとらないタワー型扇風機、山善のスリムファンを購入しました。
寝室で使う扇風機が必要で、首振り角度の広い物を探したところ、山善のタワー型扇風機を見つけました。
今回はyamazenスリムファンYSR-PC110の組み立て方や特徴、音、風量、良いところ・悪いところなど、感じたままにレビューします!
山善 扇風機 スリムファンysr-pc110
今回購入した商品はこちらのyamazenスリムファンYSR-PC110です。
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山善スリムファンに決めた理由とは
わが家の寝室は風通しのいい部屋なので比較的過ごしやすくはあるんですが、エアコンが無く、雨の日や熱帯夜は扇風機でしのいでいます。
その寝室で使っていた扇風機が半壊状態になってしまったんです。
時折「ガクッガクッ」と音がするようになり、ついに弱風で止まるように・・・。
これはもう時間の問題かと、本格的な夏になる前に扇風機を買い換えることになりました。
ただ、扇風機を置く場所がやや狭く、今までの一般的な形の扇風機だと横を通るたびに扇風機にぶつかってたんです。
その度に首の角度を直すのも面倒でした。
それならばタワー型の扇風機にすればいいんじゃない?
ということで新しい扇風機はスリムファンにすることに決定。
家電量販店やネットで探したんですが、スリムファンは意外と首振り角度が狭い・・・。
ベッド2台の間に置いて風を行き渡らせたいので、最低でも90度の首振りが理想なんです。
そこで発見したのが山善のYSR-PC110。
なんと首振り角度が360度!
首振りじゃなくて回転ですね。
わが家では360度の必要はないんですが、4段階に首振り角度が調整できるということでこちらに決定しました。
このYSR-PC110は数ヶ月前に発売された新商品で、口コミもあまりなかったんですが、山善の他の扇風機は人気もあり、お手ごろ価格で評判もそこそこ良かったのも決めた理由です。
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山善スリムファン レビュー
ここからは実際に届いた商品をご紹介します。
商品の箱そのままの状態で届きました。
タワー型というだけあって、でかい!という第一印象です。
箱を開けると、シンプルな梱包。
扇風機という感じがしませんね。
同梱されていたのは、取扱説明書兼保証書と首振りに関する注意書き。
土台部分は2つにわかれているので組み立てます。
組み立てるといっても突起部分を穴に差し込むだけ。
次は本体に土台(台座)を取り付け。
本体の底に付いているネジを外して(持ち手付きのネジなので手で外せます)
電源コードを台座の穴に通し、本体と台座を合わせてネジでしっかり固定。
電源コードを台座裏のフックに通して、外側に伸ばせば完成です。
写真がぼけたからもう一枚、とか言うヒマもないほどあっという間に終わってしまいました。
ネジも持ち手が付いているのでドライバーも不要、組み立てはとっても簡単で、力のない方でも大丈夫だと思います。
撮影のためリビングに一旦置いてみました。
比較のためダンナ(身長170cm)も一緒に。
高さは約112.5cmで、最初はでかいな〜と思いましたが、部屋に置いてみるとさほど大きさは感じません。
デザインもシンプルなので、すっきり馴染んでます。
扇風機と並べてみました。
これで狭いスペースでもぶつからずに済みそうです!
リモコンは小さな卵型。
保護シートを引き抜けばすぐに使えます。
スリムファンの上部には、リモコンがすっぽり入るくぼみ付き。
リモコンや本体上部のボタンで操作します。
本体の操作ボタンはタッチ式で、軽く触れるだけで操作できます。
本体の液晶パネルは、首振り角度やリズム運転、タイマーなどのオンオフを表示。
室温はコンセントをさした状態なら常に表示されています。
首振り角度は4段階で、60度、90度、180度、360度。
360度は首振りではなく回転で、風量に関わらず一周約80秒でゆっくり回ります。
風量は3段階調整、ランダムに風を送るリズム運転もあります。
切タイマーも付いてます。
ボタンを押すごとに1時間単位で、1〜8時間まで設定できます。
ちなみに、液晶画面で白く表示される風量やタイマー時間は数秒経つと室温に変わります。
確認する場合はもう一度ボタンを押すと表示されます。
背面には移動するときに持ちやすい取っ手付き。
重量は約4.2kgなので、私でも両手で持てば楽々運べます。
フィルターは水洗いでお手入れできますが、枠はネジで固定されているので、外すときはドライバーが必要なのがちょっと面倒そうです。
そのほか、ちょっと残念な点を挙げてみます。
●上下ルーバーが付いていないので、風向きを上下調整することはできない。
●DCモーターではないので、消費電力は53Wと省エネではない。
●薄型リモコンのため、ボタン電池(CR2032)使用ですが、わが家ではボタン電池ってあまり使わないので買い置きしないんですよね。
山善 タワー型扇風機の感想
まだがっつり使ってはいないのですが、ざっと稼働させた感想です。
風量1は、本当に微風で最初は頼りなく感じましたが、思ったより遠くまでそよそよと風を運んでくれます。
寝るときにも体が冷えることなく使えそうです。
この扇風機は静音設計とは謳っていませんが、モーター音は静かです。
風量3(最大)にすると風の音のみで、モーターの音はほぼ聞こえなくなります。
エアコンやファンヒーターから風が吹き出してくる時のようなゴーっという音です。
わが家では360度回転を使うことはまずないでしょうが、LDKの真ん中に置いて使える扇風機というのもなかなかないんじゃないでしょうか。
例えば、子供がリビングで遊んでいて、お母さんはダイニングに座ってる、さらにお父さんはリビング続きの和室でテレビを見てる、なんていう状況でも全員に風を送ることができますね。
回転の場合は一周約80秒かかるので、風に当たりっぱなしにならず、時折ふんわり風が吹くといった感じです。
また、首振り角度の調整機能が付いており、本体の真正面を基準としているので、スイッチを入れた時に位置を確認するために一周回ることがあります。
360度の設定にしていなくても回りますが、故障ではないので安心してくださいね。
ちなみに、本体も台座も丸いので正面がわかりにくいんですが、電源コードの反対側が正面になります。
正面が一目でわかるようにおしゃれなシールでデコってもいいかもしれませんね!
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さいごに
わが家では360度の必要はありませんが、90度、180度が設定できるのは嬉しい機能です。
でもゆっくり回っている扇風機って珍しくて面白いので、必要ないのに回したくなるんですがw
本格的に使う季節はまだ先ですが、今のところ満足な買い物でした。
使っているうちにわかったことが出てくればまた追記します。